徳島大学病院 内分泌代謝内科学での後期研修について ~内分泌・代謝内科 浅井孝仁~

卒後5年目の浅井孝仁と申します。私は徳島大学病院で2年間の初期研修を経て、徳島大学病院血液・内分泌代謝内科に入局しました。

 当科の掲げる“患者さんの全身を診る”というモットーに惹かれ、全人的な医療が実践できる医師になりたいと考えたことが入局の決め手でした。
実際に入局後、3・4年目は鳴門病院で一般内科に携わり、肺炎や尿路感染症のcommonな感染症はもちろん、消化器疾患や心不全、膠原病や悪性腫瘍など多岐に渡る症例を主治医として経験させて頂きました。また、上部消化管内視鏡検査や気管支鏡検査も数多く経験させて頂いたり、COVID-19の診療にも第一線で携わらせて頂くことができました。

本年度から大学病院に勤務していますが、内分泌・代謝内科では、糖尿病、高血圧症といったcommon diseaseや甲状腺疾患、副腎・下垂体疾患等の内分泌疾患などに関して深く学ぶことができます。また、主科に加えて院内紹介での共診も多く、幅広い症例を経験することができることも魅力です。

後期研修医になり主治医として患者さんに関わるようになると、その人の人柄や家庭環境、今後の生活など、様々な因子を考慮して診療を行うことの重要性と奥深さに気づかされます。まだまだ診療経験も浅く、悩むことも多い日々ですが、そのようなときには指導医の先生方がアドバイスをくださり、安心出来るサポート体制の中で充実した研修生活を送ることが出来ています。

糖尿病や内分泌疾患に興味がある方はもちろん、全身を診れる医師になりたいという方は是非見学にいらしてください。

徳島大学病院 内分泌・代謝内科 医員 浅井孝仁

 

診療科: 内分泌・代謝内科