徳島大学病院　形成外科での後期臨床研研修について　～形成外科・美容外科　水口 誠人～

　卒後6年目の水口誠人と申します。私は徳島大学を卒業後２年間の初期臨床研修を徳島赤十字病院で行い、その後徳島大学病院形成外科に入局しました。

学生時代には形成外科がどのような疾患を扱っているのかもよく分からないままに臨床研修に臨みましたが、手術後の傷跡が驚くほど目立たず、患者様が笑顔で退院していく姿が大変印象的でした。
形成外科に入局してからは、再建外科、先天異常、皮膚悪性腫瘍、難治性潰瘍など、実に多種多様な疾患領域を扱っていることを知り、その奥深さを日々実感しています。
２年間の大学病院勤務を経て、卒後５年目は関連施設である高知医療センターで研修を行いました。地域の拠点となる三次救急病院であり、それまで診療する機会の少なかった重症外傷や顔面骨骨折の症例を多く経験でき、大変有意義な1年間を過ごすことができました。
今年度から大学病院に戻ってきましたが、耳鼻咽喉科や整形外科と合同で行う再建手術など大学病院ならではの症例も多く、刺激的な研修生活を送っています。初めて形成外科を志した日の気持ちを決して忘れず、患者様の診療を通じて日々成長していければと考えています。

形成外科に少しでも興味のある方はぜひ一度見学にいらしてください。医局の雰囲気は明るく、最近では女性医師の方の入局者も増えてきており、様々な形でキャリア形成が可能です。

医局員一同、心よりお待ちしています。

徳島大学病院　形成外科・美容外科　医員　水口誠人