徳島大学病院 心臓血管外科専門医研修について

徳島大学病院 心臓血管外科
医員  荒瀬 裕己

卒後6年目の荒瀬と申します。私は徳島大学を卒業後、兵庫県立淡路医療センターで2年間の初期臨床研修と合わせて4年間研修を行いました。その後、徳島大学病院で心臓血管外科専門医研修を開始し、現在に至っています。

徳島大学心臓血管外科の特徴は、小児チーム・成人開心術チーム・大血管チームと3チームに分かれており、ローテーションを組みながらバランスよく症例が経験できることにあると思います。また、手術だけではなく冠動脈造影検査などの術前検査を自分たちで行えることも非常に有意義な点と考えます。その他、静脈瘤外来では、初診から検査、手術方法の検討、日程、術後外来フォローまでを私たちレジデントで考え、実践させていただいています。これは単に手術経験というだけではなく、診療全体を考えることにおいて非常に勉強になっています。

研究については、週一度のラボミーティングを行い、臨床を続けながら基礎研究に携わることができています。現在レジデントは3人と非常に忙しい毎日を送っていまが、少ない人数の分経験できることも多く、大変有意義な毎日を送っています。

もう一度、基本に立ち返って心臓・血管分野を修練したい方がいらっしゃれば、一緒に頑張りましょう。いつでも気軽に見学しにきてください。

診療科: 心臓血管外科