徳島大学病院 脳神経外科での後期研修について ~脳神経外科 医員 佐原和真~

徳島大学病院脳神経外科医員 卒後3年目の佐原和真です。大阪出身で、徳島県立中央病院で2年間の初期研修を終え、2020年に出身大学である徳島大学脳神経外科に入局しました。

当科の後期研修としては、まず、病棟管理や手術手技、脳卒中センターでの脳血管障害患者の救急処置や対応、急性期治療を学びます。また、大学病院では、脳腫瘍・脊椎・てんかん・機能・末梢神経・小児など、血管障害以外の様々な分野があります。入局前は、市中病院で研修していたこともあり、脳血管障害や脳腫瘍しか見たことはなかったですが、大学病院ではその他の様々な分野を学ぶことができ、脳神経外科といってもその分野は多岐にわたります。
現在、入局して4ヶ月ですが、手術や血管内治療に入らせていただく機会が多く、毎日が非常に刺激的です。また、週に3回ほどカンファレンスがあります。そこでは、術前術後のプレゼンや手術ビデオ、入院患者の症例提示を行います。最初も今も、苦手意識は変わりませんが、カンファレンスの症例提示がその疾患に関する理解が一番深まると思います。ほとんどが初めて経験する症例であり勉強で忙しい毎日ですが、指導医はもちろんのこと、その他の先生方にも質問しやすい環境であり、日々充実しております。

また、僕は大阪府出身ですが、髙木教授も大阪生まれで京都大学出身ということもあり、関西の関連病院でも研修も可能となっています。他にも医局員で関西出身の方も多数います。県外出身者の方でも興味のある方がぜひご連絡ください。

徳島大学病院 脳神経外科 医員 佐原和真

診療科: 脳神経外科