徳島大学医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門研修プログラム

耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門研修プログラム

プログラムの概要・特徴

徳島大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門研修プログラムでは、医療の進歩に応じた知識・医療技能を持つ耳鼻咽喉科専門医を養成し、医療の質の向上と地域医療に貢献することを目的としている。また、診療技能のみならず、学会発表や論文作成を通じ、科学者としての能力を習得することも目標としている。

専門研修基幹施設である徳島大学病院と地域の中核医療を担う病院群(A グループ:徳島市民病院、徳島県立中央病院、徳島赤十字病院、高知赤十字病院)、および地域医療を担う病院群(Bグループ:吉野川医療センター、阿南医療センター、高松市立みんなの病院、屋島総合病院、JA高知病院、国立病院機構高知病院)、 合計11の研修施設において、それぞれの特徴を活かした耳鼻咽喉科研修を行い、日本耳鼻咽喉科学会が定めた研修到達目標や症例経験基準に掲げられた疾患や手術を経験する。

プログラム統括責任者氏名

北村 嘉章

指導担当医師数

20名

研修施設

基幹施設

徳島大学病院

連携施設

【Aグループ】

徳島市民病院、徳島県立中央病院、徳島赤十字病院、高知赤十字病院

【Bグループ】

吉野川医療センター、阿南医療センター、高松市立みんなの病院、屋島総合病院、JA高知病院、国立病院機構高知病院

研修期間

4年

プログラム内容

1年目は徳島大学病院で耳鼻咽喉科・頭頸部外科の基本的知識、診療技術を習得する。2年目、3年目は、AグループもしくはBグループの病院群のいずれかにおいて研修を行う。Aグループは救急疾患が多く、手術件数も豊富である。Bグループは慢性疾患を多く扱い、地域医療に貢献する病院である。4年目は、2,3年目にAグループを選択した専攻生はBグループもしくは徳島大学病院での研修を選択し、Bグループを選択した専攻生はAグループもしくは徳島大学病院での研修を選択する。徳島大学病院での研修を選んだ場合は、専門領域に特化した研修が可能である。また、専攻医は研修中に社会人大学院へ進学し、診療・研修を行いながら基礎研究や臨床研究を行うことも可能である。また、4年間の研修中に日本耳鼻咽喉科学会学術講演会、または関連する学会や地方部会において学会発表を4回以上行う。また、筆頭著者として学術雑誌に1編以上の論文執筆・公表を行う。そのために徳島大学では文献データーベースサイトであるup-dateにアクセスし、論文検索ができる環境を整えている。日頃から積極的に科学的根拠となる情報を収集、分析する能力を養い、科学的思考、生涯学習の姿勢を身につける研修を行う。

プログラムに定められた研修の評価は施設ごとに指導管理責任者(専門研修連携施設)、 指導医、および専攻医が行い、プログラム責任者が最終評価を行う。4年間の研修修了時にはすべての領域の研修到達目標を達成する。研修の評価や経験症例は日本耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会が定めた方法でオンライン登録する。

徳島大学医学部 耳鼻咽喉科・頭頸部外科専門研修プログラム

取得可能な専門医

耳鼻咽喉科専門医

募集定員

5名

選考方法

書類審査及び面接による

雇用条件

各診療科担当者にお問合せください。

連絡先

北村 嘉章(プログラム統括責任者)
電話番号:088-633-7169
E-mail :otopub@tokushima-u.ac.jp

関連リンク

http://www.toku-oto.umin.jp/