「気管支鏡スキルアップセミナー」を開催しました

日 時:2023年6月8日(木)18時00分~19時00分

会 場:藤井節郎記念医科学センター2F 多目的室

<一般演題>
演者:河北 直也 先生
(徳島大学病院 呼吸器外科 講師)
<特別講演>
Advanced Bronchoscopy for the Peripheral Lesions
演者:浅野 文祐 先生
(岐阜県総合医療センター 呼吸器内科 部長)

【実施概要】
肺病変の診断のために気管支鏡検査は重要な検査の1つである。小型末梢肺病変の診断のためには、さまざまなナビゲーション技術を用いて細径気管支鏡と生検鉗子等を目的気管支に到達させる必要があるため、高度な知識と技術を要する。今回招聘した岐阜県総合医療センター呼吸器内科部長の浅野文祐先生は、日本呼吸器内視鏡学会の理事であり、気管支鏡診断の領域では世界的なフロントランナーである。気管支鏡スキルアップセミナーでは「Advanced Bronchoscopy for the Peripheral Lesions」のタイトルで、気管支鏡検査におけるこれまでの課題と、それをどのように克服してきたについて講演をしていただき、翌日の気管支鏡実践セミナーでは、実際の当院での気管支鏡検査に立ち会っていただき、検査方法のコツなどについて直接指導をしていただきました。

【成果】
約20年前までの、小型末梢肺病変に対する気管支鏡検査の診断率は3-4割程度であり、気管支鏡や手技の改善、また検査に併用するナビゲーションの進歩などにより、近年では診断率が7割以上に向上してきたことを、これまでの歴史を踏まえて解説していただきました。その中で、ナビゲーションに用いるモダリティのそれぞれの特性を理解し、症例に合わせて上手く活用することで、更に診断精度を向上させることができる可能性があることを理解することができました。
気管支鏡実践セミナーにおいては、前日の講演内容を踏まえた、より実践的な助言をいただきながら気管支鏡検査を行うことができました。

   

年度別活動報告: 2023年度