徳島大学病院 泌尿器科 での後期研修

徳島大学病院 泌尿器科
医員 赤澤早紀

徳島大学病院泌尿器科 医員で医師三年目の赤澤早紀です。徳島県立中央病院での二年間の初期研修を終え、ここ徳島大学病院泌尿器科で後期研修をさせて頂いています。

一言で泌尿器科と言っても、腫瘍や移植、尿路結石、感染症、小児泌尿器、男性不妊、女性泌尿器科、老年泌尿器科などなど内科や外科分野という垣根を越えた様々な専門分野があり、治療法に関しても化学療法や手術(開腹手術や腹腔鏡手術、ロボット手術)などいろいろな武器が装備できる非常に魅力的な科です。特にロボット手術に関しては、四国で初めて導入し現在までに前立腺全摘出術はもちろん、腎部分切除術や膀胱全摘出術など実用の幅が広がっています。

後期研修を始める前は、唯一の入局者で二年ぶりに大学病院に帰って来たということもあり非常に不安でした。また泌尿器科も外科なので、「手技は自分で見て体得するものであって教えてもらうものでなはい」とか、「始めの何年かは見ているだけ」のような厳しいイメージでした。しかし実際に研修を始めると、医局の雰囲気は非常によく、日々の診察や処置、手技、検査、手術など丁寧に指導して頂き、充実した毎日です。また大学で研修をすると、大学であるからこそ経験できる症例や手術も学ぶことができ、豊富な臨床経験を積めると思います。

泌尿器科に少しでも興味がある方は、ぜひ一度徳島大学病院へ見学に足を運んでみてください。

診療科: 泌尿器科