「My 40 Year Journey in Research: Lessons for Young Ophthalmologists — 未来につながる 医師のダイバーシティ —」を開催しました

日 時:令和8年4月13日(月)18時00分 ~ 21時20分
会 場:眼科学分野図書室
講 師:ハーバード大学眼科准教授マサチューセッツ眼科耳鼻科病院 医師 向井志寿夫 先生

【実施概要】
講師の向井志寿夫先生は、日本人でありながら約60年にわたり米国ボストンで生活され、眼科医として豊富な経験を積んでこられました。今回の講演では、当初から現在の地位や職務を目指して歩んでこられたのではなく、その時々に生きがいを見いだし、人生をより豊かで楽しいものにすることを大切にしながら、キャリアを築いてこられた経緯について、具体的な実例を交えてお話しいただきました。
参加者は、医学の習熟度が異なる学生から、経験年数の異なる医師まで幅広く、各ステージにおける悩みやモチベーションの維持、失敗に直面した際の考え方などについて活発な質疑応答が行われました。向井先生からのご助言に加え、参加者同士からも多様な意見や経験が共有され、示唆に富んだ大変有意義な講演会となりました。

【成果】
本講演会は、医学生および若手眼科医が今後のキャリア形成を考える上で、有益な示唆を得る機会となった。講師自身の豊富な経験に基づき、キャリア形成においては一つの目標に固執するのではなく、その時々の経験や出会いを通じて自らの関心や生きがいを見いだしながら進路を切り開いていくことの重要性が示された。これにより、参加者は自身の将来に対する不安を軽減するとともに、長期的かつ柔軟な視点でキャリアを捉える重要性を学ぶことができた。

また、失敗や困難への向き合い方、モチベーションの維持、各ライフステージに応じた働き方や目標設定について具体的な知見が共有され、今後の学修・診療・研究活動に活かし得る実践的な学びが得られた。さらに、参加者間の意見交換を通じて、多様な価値観や経験を共有することができ、将来のキャリア形成を支える人的交流の促進にも寄与した。