「内科専門医とは何か?」を開催しました

高知大学医学部附属病院ではFD講演会「内科専門医とは何か」を開催しました。

 日時:平成24年12月6日(木) 17:30~19:30
 場所:高知大学医学部臨床第1講義室
                
高知大学では、近畿大学医学部循環器内科主任教授 宮崎 俊一 先生をお迎えして、いま変わろうとしている内科専門医制度についてお話していただきました。これには研修医や学生さんなど14名が参加しました。2年目研修医、池 成基先生が、ダイジェスト版を作成して研修医のみなさんにお知らせしてくれましたので、そのままご紹介します。

講演「内科専門医制度とは何か?」ダイジェスト

1.内科認定医制度は今後廃止され、内科専門医(卒後5年で取得可能になる予定)の資格が各内科系専門医取得の必須条件になる。
2.上記は2015年度卒業生から適応される見通し。
3.将来、各専門医制度は公的な(厚生労働省管轄下の)制度となり、更新制が導入される方向。
4.内科系の後期研修では、ジェネラルな(プライマリ・ケアの)視点が重要視される方向。

※内科系を目指す若手医師にとって1の内容はとても重要です。現在研修医である私たちは”滑り込み”で内科認定医による専門科取得が可能です…が、後になって内科専門医の取得が資格維持のために義務付けられる可能性も十分に考えられます。計画的なキャリアプランを組みましょう。

また、これに先立ち、10月25日~26日に行われました「テルモメディカルプラネックス研修」について、外科二、近藤庸夫先生より報告がありました。日頃はなかなかじっくり練習する機会のない実技をしっかりと学ぶことができ、大変楽しい研修であったとのことでした。今後も、このような研修を継続していきたいものです。

年度別活動報告: 2012年度