呼吸器・膠原病内科での研修について(西村郁海)

卒後3年目の西村郁海と申します。
徳島大学を卒業後、徳島県立中央病院で初期研修を行い、このたび徳島大学病院 呼吸器・膠原病内科で後期研修を開始し、現在は約半年が経過しようとしております。

この場をお借りして当科での研修内容を紹介します。

入局1年目は主に病棟業務を担当し、入院主治医として肺癌・間質性肺炎・膠原病などの診断と治療方針の立案を行います。大学病院の特性上、ガイドラインに当てはまらない病態の症例も多いため、各症例に対して症例報告や最新の文献を参照し、最適な治療を検討したうえで、カンファレンスで議論します。カンファレンスでは各疾患のエキスパートの前で症例を提示し、治療方針について議論するため、疾患に対する理解が深まるだけでなく、プレゼンテーション力も向上します。そのほか、気管支鏡検査や初診患者への予診業務なども担当します。

呼吸器・膠原病内科は対象疾患が非常に幅広く、かつ超急性期から慢性期まで診療できる点が魅力的だと思います。また、当科はチーム制であり、後期研修医には指導医がつくため、疑問点はなんでも相談できます。若手から中堅まで層が厚く、指導医以外の先生も親身に相談に乗ってくださるため、充実した後期研修を行えています。また、主治医制ではないため、休日はプライベートを充実することもでき、夏季休暇も1週間取得することができます。

内科に興味がある方は、
ぜひ一度見学に来ていただき、当科の雰囲気を感じていただければと思います。

徳島大学病院 呼吸器・膠原病内科 西村郁海