徳島大学での初期研修に関して(佐藤光起)
私は本年の4月まで兵庫県で初期研修をし、4月から母校である徳島大学の脳神経外科に入局し、徳島に戻ってまいりました。私の故郷は隣県である香川県で徳島県は私の故郷ではありません。それでも徳島大学の脳神経外科に戻ったのには2つ理由があります。
1つ目は豊富な症例です。外科医、特に脳神経外科は若手で中心的に携われる症例は限られており、その風潮は医師が飽和している都会ではより顕著になるかと思います。一方で徳島大学の脳神経外科は上級医の先生の十分すぎるバックアップのもと専攻医でも中心として治療にあたることができます。現に私も専門研修を始めて、2ヶ月ですが上級医の先生のご指導のもと手術やカテーテルでの検査を何度も行いました。
2つ目は関連施設の多さです。徳島大学の脳神経外科は徳島県内の主要な病院はもちろんのこと、小児病院を含む関連病院が四国中にあります。広域に関連病院があるため、キャリアプランを自由に描きやすく、これも大きな魅力だと思います。
以上が私が徳島大学での専門研修を選んだ理由です。少しでも興味があれば病院見学にいらしてください。
徳島大学病院 脳神経外科 佐藤光起