徳島大学病院 眼科での後期研修について~眼科 近藤広宗~

みなさんはじめまして、2020年度に徳島大学病院眼科学分野に入局しました眼科医3年目の近藤です。
当科ならではの特色として、外来を通じて1年目から積極的に眼科診療に関わることができる面だと考えます。他科からの病棟紹介では、入局して間もない時期から、糖尿病網膜症のチェックやステロイドおよびエタンブトールといった薬剤副作用スクリーニングをメインに行います。
スクリーニングといえど細隙灯顕微鏡・眼底診察や検査結果を判断するトレーニングになります。レーザーや眼内注射といった処置、手術を必要とする症例では、そのまま受け持ちとして治療に関わることもできます。もちろんわからないことや気になることがあれば各専門分野の先生が揃っているので、医局会終わりなどにお弁当を食べながら気軽に相談できるような環境も整っています。

またプライベートの点では、他科と比べると緊急の呼び出しが少ないこともあり、仕事のオンオフの切り替えがしやすくメリハリのついた生活を送ることができます。逆に日中は外来、病棟業務、手術でばたばたと過ごすことも少なくはないですが、その分しっかりと仕事に励むことができ1日1日が早く過ぎていく充実感を感じています。

私自身としては眼科医を選択し、眼科という学問を学ぶことができ、本当にやりがいを持ちながら楽しく過ごすことができています。同じように眼科という分野や当科での研修に興味を持ってもらって、一緒に働く仲間が増えるとさらにうれしく思います。

徳島大学病院 眼科 医員 近藤広宗

診療科: 眼科